ハイジの山歩記

  山域・山行名他  日光・庚申山 1892m  (2008/06/14)
  メンバー  ちー隊長・ハイジ
  概 略
 国の特別天然記念物になっているコウシンソウを見に、日光・足尾の庚申山へ。
 ちー隊長は10年前の5月、庚申山〜皇海山と歩いたことがあり二度目の庚申山だが、
 ハイジは未踏の山ということで、コウシンソウの時期を狙いでかけた。
 駐車場の確保と登山道渋滞に遭わぬよう、前夜銀山平公園Pにて車中泊する。
 登山口に水場&トイレはないので、かじか荘手前の銀山平公園キャンプ場のを利用。

 ルートは、登山口〜庚申山荘〜山頂の往復。
 

  6/14(土) 晴
    

 銀山平公園P 5:45〜7:55 庚申山荘 8:10〜9:15 庚申山〜展望台 9:25〜10:20
 猿田彦神社跡 10:30〜12:00 銀山平公園P 

 5:00 起床。前夜(といっても数時間前)のアルコールが残り気味??で冴えない
 目覚めであ〜る。朝食と身支度を済ませ、5:45 出発。
 
  
                 かじか荘先の標識

 かじか荘先の登山口標識を過ぎると、左側に未舗装の登山口駐車場がある。
 二十数台駐車可能であろうか。すでに7割方駐車されている。

 5:50 林道ゲート通過。ゲート手前にも数台分の駐車スペースがある。
 一の鳥居までほぼ平坦な林道を行く。 

 6:50 一の鳥居通過。

 

 ここから登山道となる。広めの緩やかな道が続く。沢音の心地よい道は乾いており
 歩きやすい。森林浴を楽しみながら進む。夫婦蛙岩や鏡岩の奇岩もある。 

 7:50 猿田彦神社跡通過。お山巡りコース手前にクリンソウの群落を見る。
 荒廃しているらしいお山巡りコースは使わず、庚申山荘へ。

 

 7:55 庚申山荘着。(大休止)行動食のパンを食べ給水。

 
                  庚申山荘

 8:10 庚申山荘出発。
 まもなくクリンソウの見事な群落が現れる。 

 
               クリンソウの群落

 鳥居をくぐると本格的な山道となり、傾斜が増す。やがて聳え立つ岩壁が現れる。
 雫を滴らせている岩壁には、似つかわしくないユキワリソウが沢山咲いている。

 
       見づらいけれど、ピンク色のポチポチがユキワリソウです

 
                  ユキワリソウ

 道は更に斜度を増し、梯子や鎖が付けられて歩きにくい。

 

 

 お山巡りコースと合流し、もうひと登り。右側についた踏み跡の先には岩壁が・・・。
 そして、ついにコウシンソウとご対面♪
 ユキワリソウが大方を占める岩壁の所々に、5mmほどの花を咲かせている。

 コンパクトデジカメでスーパーマクロで撮影した画像は、予想通りピンボケ画像の
 オンパレード(^^;なんとか見れそうな数枚をUPしました。↓クリックで拡大 
 本道に戻り、次に現る右側の踏み跡の先の岩壁にも開花前?のそれらしき??
 ちっちゃなものがありました。

 9:15 庚申山山頂着。狭く展望がないので通過し、鋸山縦走路入口の展望台へ。

 

 9:17 展望台着。

          ↓鋸山(1998m)              ↓皇海山(2143.6m)
 
               庚申山展望台より望む

 男体山方面、山頂部は雲の中である。
 鋸山縦走路へ目をやると、シャクナゲが咲いていた。

 9:25 展望を楽しみ下山にかかる。(往路を戻る)
 コウシンソウポイントはギャラリーで賑わっていた。
 段差の大きい急傾斜道を慎重に下る。

 10:20−30 猿田彦神社跡着(小休止)
 この後登ってくる人たち毎に、コウシンソウの状況を訊かれた(^^)

  
         縦縞模様が美しいカツラの木(葉っぱはハート形♪)

 11:10 一の鳥居通過。
 12:00 銀山平公園P着。
 登山口駐車場は満車だったものの、5分しか違わないこちらの駐車場はガラガラで
 ある。銀山平公園キャンプ場の最奥に位置するため分り辛いのかもしれないが、
 トイレも利用でき、お奨めであ〜る。


    後  記


 かじか荘では庚申山のバッチと共に皇海山のバッチも売っていた(共に¥700)



山行記